
こんにちは!高田ぶどう園です。
ぶどうにはいろいろな成分が含まれています。
やはり有名なのはポリフェノールなのですが、ポリフェノール以外にもぶどうにはいろいろと嬉しい成分が含まれているのです。
そのひとつが酒石酸(しゅせきさん)です。
あまり見聞きしたことがないという方もいるかもしれませんので、ここではぶどうに含まれている酒石酸についてお話していきたいと思います。
目次
ぶどうの酸味の中にいる酒石酸
フルーツとしてそのまま食べるためのぶどうというのは、甘みが強いです。
ただ、その甘みの中にも酸味はあるかと思います。
その甘みと酸味のバランスがまたぶどうの魅力でもあるのですが、この酸味のもととなっているのが有機酸と呼ばれるものです。
有機酸にもいろいろなものがあるのですが、その中のひとつに酒石酸と呼ばれるものがあります。
今この酒石酸が注目を集めているのです。
酒石酸が腸内環境を整えてくれる
酒石酸にはいろいろな効果が期待できるのですが、その中でも特に大きいのが腸内環境への効果です。
酒石酸は腸内で悪玉菌の生成を抑えて、善玉菌を活性化させてくれると言われています。
腸内環境というのは毎日のお通じだけではなく、お肌の調子であったり、アレルギー症状であったりといろいろなところに影響を及ぼします。
特に、今は食品添加物の影響で腸内環境が乱れているという話も出ています。
日本で使われている食品添加物の中には、海外では有害性が認められて使用が禁止されているようなものもあります。
知らず知らずのうちにそういった食品添加物で腸内環境を悪化させているのかもしれないと思うと、酒石酸で期待できる効果はありがたいものです。
注目の健康成分がぶどうでおいしくお手軽に摂取できる
腸内環境を整えるだけではなく、酒石酸はコレステロール値を下げ、大腸がんの予防にも役立つと言われています。
そのため、酒石酸を含んだ健康食品もじわじわと増えてきています。
サプリメントなどの健康食品で摂取しなくとも、注目の健康成分である酒石酸をぶどうを食べることでお手軽に摂取できるのはとても魅力的です。
基本的に健康成分は自然なまま摂取するのが好ましいと言われていますので、おいしいぶどうを堪能しながら同時に酒石酸を摂取できるのはまさに理想的な形なのです。
いかがでしたでしょうか。
ぶどうって体に良い成分が色々あるのに、おいしく食べられるって最高ですよね!
季節も良くなってきました!
髙田ぶどう園も秋の収穫に向けて精進して参りますので、今後ともよろしくお願い致します!