こんにちは。高田ぶどう園です。
今回は高田ぶどう園の紹介をさせていただきます。
目次
天空の郷 平川
当ぶどう園は吉備高原に位置する平川でぶどう栽培を行っています。
岡山県備中町平川にあり、通称「天空の郷 平川」と呼ばれています。
標高が約500mの中山間地帯に位置する自然豊かな山里です。
地の利を生かした安全で美味しいぶどうを生産し、販売しています。
食べて頂いた皆様に笑顔を届ける
をモットーに栽培に勤しんでいます。
地の利を最大限に生かした栽培
1寒暖差を生かした露地栽培
天空の郷 平川は標高が高く昼夜の寒暖差が大きい特徴があります。
また当ぶどう園の地形は東側に開けており、西は山を背にしている為、朝日をたっぷり浴び、夕方早く日が陰るので夜には気温が早く下がります。
この昼夜の寒暖差がぶどうを美味しくしてくれます。
ぶどうなどの果樹は光合成により、糖類を作ると同時に、作られた糖類は呼吸作用で消費してしまいます。
ということは、昼にしっかり光合成させ、夜の呼吸が少なければ糖類が多く残り、甘いぶどうが出来上がるのです。
ですから、当ぶどう園は寒暖差を生かし、温室やフレームを用いない露地栽培です。
2石灰岩質の地質
もうひとつは石灰岩質の地質です。
石灰岩質は何がいいのでしょうか?
保水力と排水性に長けている
まずは、保水力や排水性に長けている点です。基本的にカルシウムを主成分としていることから、ぶどうにとっては理想的な保水性を持っているといえます。石灰質の土壌の科学的な構造は、乾燥した時期はしっかりと水分を保持しながらも、雨が降ったらしっかりと排水できるというのもぶどう栽培に最高に適しています。
pHが高い
次にpHが高いことです。
pHとは何にでも性質があるように、水にも固有の性質があり、pHは水の性質を知るための1つの目安として使われます。
化学的にいうと、pHは溶液中の水素イオン濃度(H+)の量を表しています。
そのpHが高くカルシウムが豊富であることから、栄養摂取に優れているところも石灰質の土壌の特徴です。
酸性度を保ち耐病性に優れている
カルシウムが豊富なぶどうは、栽培期の後半に酸性度を維持してくれます。(ボルドー大学の研究より)
カルシウムが豊富な土壌や十分な水分を含む土壌の場合、より酸度の高いぶどうが生まれるというわけです。
また、耐病性のあるぶどうを作るためには、カルシウムが必須であるといわれています。
カルシウム自体はぶどうの果皮に多く含まれており、強靭な細胞壁を作り、ぶどうを病気から守ります。
まとめ
高田ぶどう園の特徴についてまとめます。
以上のことから高田ぶどう園は、「天空の郷 平川」にぶどう園を開園しました。
ひとりでも多くのお客様に美味しいぶどうをお届けできるように精進してまいります。
最後までご覧いただきありがとうございました。